土笛研究:渡辺融さん
今回インタビューさせていただくのは大学でなんと土笛を研究されている
芸術工学部芸術工学科博士1年渡辺さんです!
なぜ土笛を研究しようとしたのか!?
今回はその研究室におじゃましました。
なぜ土笛を研究されようと思ったんですか。
アメリカのアーティストでスーザン・ロークリフという人がいるんですね。修士1年のときにこの人が土笛を研究した論文を読んだんです。それでなんか自分で作ってみたんですね。
自分で作ってみようと思ったのはなぜですか。
この人は見たこともない形の土笛をつくっているんですよ。例えば中に水が入ってて、傾けることで音色が変わるものとか。思ってもみないような笛を作っている人を知って、それで研究が始まったんです。
(吹くところが二つある笛を指して)これも笛なんですか?
そうなんですよ。これとかは二人で吹くんんですけど、笛で二人のコミュニケーションが図れますね。他にもいろんな形のがあるでしょ(笑)。


すごいですね。ホントにいろんな形のがありますね。土だからこそできる形ですよね。
そうです。フルートとかリコーダーとかいろんな管状の楽器とは違い、土はいろんな形にできるんですよね。内部空間を複雑にしたり、大きな穴を開けてみたり。頭の中でいろんな形を想像しながらウネウネ考えるじゃないですか、それといっしょに土もウネウネと形を変えることができて、自分の頭がそのまま土笛になるっていくんです。
なるほど。面白いですね。こういうのを音楽の授業でやってみたかったです(笑)
音楽の授業で教えてもらうことって、楽器があって音程間隔も全部決まっていて、その中からメロディーを作っていくことだったんだけど、土笛は楽器を作る段階から考えるから、今までの音楽が浮き彫りになっていくんです。直線のリコーダとかでは全然考えられないものを作るんで、どんな音がでるかはわからないんですよ。
すっごい楽しそうですね。それで、土笛を作るワークショップもやっているとお聞きしたんですが。
授業の一環としてやらしてもらってるんですけど、参加者の作った土笛を見てみても、ひとつひとつ違ったのもができていて、それでみんなで自作の土笛を演奏したりして。というか、どんな演奏法ができるかっていうのも自分で見出していくんです。土笛を作る作業はずっと何か見出していくことが続くんですね。それこそ土笛と会話しながら、どんな音が出るんだろうって思いながら作っていく。そういう作業は面白いですね。
今研究としては日々、土笛を研究されてらっしゃるんですね。
そうですね。それで研究していて面白いのが、やっぱり古代なんですよね。土笛というのはどういうものとして扱われてきたかっていうのを考えるのは深いですよ。例えば、女の人を大地とみたてた考え方があるんです。
母なる大地っていうやつですね。
女性が子どもを産むっていうのと大地が草や木を生むっていうのに共通性を見出して、母の息を大地の風と捉えた。そして母なる大地である風をとりこんで、それを吐いて出るものが音なんです。だから音の捉え方というのが今の人とは全然違うんですよね。今とは全く別の背景をもって楽器とかに接していたんじゃないかなと思ってます。てかまとめられないよね、これ笑
いえいえ熱くたっていただきありがとうございます。
記事@増原 ほんとうにいろんな土笛があってビックリしました。2007/6/10
人の顔のように見える土笛です!ねむたそうです♪
でました!鼻笛です!上のとがってる部分を鼻に入れて音をだします!
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